横須賀市佐島にある天神島臨海自然教育園で、磯の観察会のお手伝いをしてきた。
天神島臨海自然教育園は、三浦半島の自然環境の保護や調査研究を行っている施設だ。
今回はとある観察会のスタッフとしてお招きいただいた。
本日のフィールドである天神島。お初の場所だったので、観察会の前に少し下見をさせてもらった。
これは、ハチだろうか?
いえいえ、カミキリムシの仲間・ヨツスジトラカミキリが、毒のあるハチに擬態することで身を護っているのだ。飛んでいる姿は、本当にアシナガバチにそっくりである。
横須賀市の花に指定されているハマオモト(ハマユウ)。ここ天神島が分布の北限とされているそうだ。
砂浜に這うように生えていたのは、ハマゴウの花。
さて、観察会本番である。
家族連れの参加者が、磯でガサガサして生き物を捕まえる。そのサポートをするのが、ワタシの役割だ。
天神島の生物保護区域はそれほど広いワケではないが、生き物の密度はとても濃いようだ。
捕まえた生き物は、近い仲間同士に分類して特徴を解説する。海の観察会をお手伝いするのは初めてだったので、ワタシも大変勉強させてもらった。
アオウミウシは、何度見ても綺麗である。観察会では数種類のウミウシを観察したが、アオウミウシの数が一番多かった。
天神島は初めてだったが、プライベートでもまた来たい場所である。今日は改めて三浦半島の素晴らしさを実感することができた。
観察会の後に、葉山のマーロウでプリンをご馳走になった。
久しぶりに食べたけど、やっぱり旨いな~。
ごちそうさまでした!