寺家ふるさと村四季の家主催のイベント「もえぎ野で春のいきものをさがそう!」で、横浜市青葉区のもえぎ野公園(+もえぎ野ふれあいの樹林)へ行ってきた。
このイベントは、ちょうちょ漫画家わさびさんと一緒に、住宅地に残された樹林地の自然に親子で親しんでもらおうという内容である。
2週間前の下見では春の花々の花々がたくさん見られ、本番は花を主役に置くことにした。わさびさんのチョウ達とも相性が良いだろう。
そして「花の造形の多様さとそれを利用する生き物の関係」を楽しんでもらおうとシナリオを考えていたが、朝の下見で少し変更することにした。
まだイケるだろうと思っていた春の花々が、顔を隠してしまっていたからだ。この2週間、天気予報もコロコロと変わり、風が強く気温差も激しかったことが影響しているかもしれない。
かわりに、新しく顔を見せてくれた生き物もいた。エゴノキにはエゴツルクビオトシブミ、マユミにはキバラヘリカメムシ。そこで、今日のテーマは「(花に限らず)植物を利用する生き物達から、自然の繋がりを教えてもらう」ことにした。
本番では、参加のお子さん達が元気いっぱいで、途中横道にそれながらも、沢山の笑顔を見せてくれた。いいイベントになったのではないだろうか。
さて、下見から本番まで時間があったのに、1枚も写真を撮っていないことに気づいたのは、帰りの車内であった。
ということて、写真はすべて下見で撮ったものだ。
ナツトウダイ。当日はもう少し果実が膨らんでいた。
枯れ葉に紛れるニホンカナヘビ。
マユミで発生していたミノウスバの幼虫。当日は寄生バチにやられた?1頭だけになっていた。
当日は気温があがらず、1頭も見られなかったビロウドツリアブ。
私よりも毛深いケブカサルハムシ。
ホタルカズラの爽やかな青。
今年度は9月と10月にも寺家ふるさと村四季の家でイベントを予定しているので、ホームページ等でチェックしていただきたい。