ワタシが行う子供向けの自然観察会では、ネイチャーゲームなどの自然体験プログラムを取り入れることも多い。
先達の作り上げた自然体験プログラムは色々とあるが、中でもフィールドビンゴは定番中の定番だろう。
皆さんも、数字を用いたビンゴゲームは体験したことがあると思う。
フィールドビンゴでは、数字の代わりに自然の中で見つけられるであろうことが、マス目に書かれている。
「卵」や「うんち」といった物の名前や、「丸い物」「尖っている物」といった物の形を書くことが多いようだ。
フィールドビンゴの楽しみ方は、とても簡単。ビンゴカードを持って近所の公園や森に出掛けたら、後は書かれたものを見つければいいだけ。
制限時間を設けて自由に探してもらってもいいし、みんなで一緒に歩きながら探してもいい。誰が一番にビンゴするか競ってもいいし、全員がビンゴできるようにしてもいい。
揃える列の数で、難易度の調整もできるだろう。
ただし、チェックできるのは自然の物に限った方がいいだろう。人工の物はNGだ。
見つけたものには、ご褒美シールのような小さいシールを貼ってあげると、とても喜ばれる。
今回ワタシが配布するビンゴカードには、「ふわふわ」とか「つるつる」とか「きらきら」といったオノマトペが書いてある。それも、同じ言葉を2度繰り返す畳語に絞った。
なぜなら、オノマトペの畳語には語感の楽しさがあるし、3~5歳くらいの未就学児でも理解しやすいものが多いからだ。
それに、具体的な名前を書いてしまうとなかなか見つからないこともあるが、「ふわふわ」や「つるつる」なら沢山見つけられるだろう。
ネタバレになってしまうのだが、ワタシのビンゴカードは、どんなフィールドでも1列は埋まるようになっている。
実際にフィールドで試してもらうと「ふわふわ」「ざらざら」「つるつる」「ごつごつ」あたりは、間違いなく埋まるだろう。
木を触れば「ざらざら」か「つるつる」のどちらかであるし、毛のあるものは「ふわふわ」、凸凹したものは「ごつごつ」である。
そして、ポイントは「くんくん」だ。これは、何かの匂いを嗅げば必ず成立してしまうという、魔法のマスなのだ。
2種類用意したカードのどちらも、これら間違いなく埋まる3つが並んでいる。1列揃うのは約束されたようなものなのだ。
必ず揃うレヂヲ特製フィールドビンゴカードで、自然と親しむ楽しさを感じてもらえれば幸いである。
レヂヲ特製フィールドビンゴカード
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A4用紙に印刷して、半分に切るのがオススメです。