横浜防災ライセンスの講習会に参加してきた。
横浜市内には450ヶ所ほど防災拠点(主に小中学校)がある。防災ライセンスの講習会は、被災時にその拠点にある機材を扱える人材を育成しようというものである。
ライセンスには「生活資機材取扱リーダー」と「救助資機材取扱リーダー」の2種類がある。
「生活資機材取扱リーダー」講習会では、仮設トイレ・移動式炊飯器・応急給水栓(災害用地下給水タンク)など、避難生活に必要な資機材の取り扱い方を学ぶ。
「救助資機材取扱リーダー」講習会では、エンジンカッター・レスキュージャッキ・発電機・投光器・工具類など、救助活動に必要な資機材の取り扱い方を学ぶ。
講習会では、午前に「生活資機材取扱リーダー」、午後に「救助資機材取扱リーダー」の講習が開かれる。それぞれ3時間の講習で、個別での受講も両方通しでの受講も可能だ。
両方を1日で受講する場合、受付時間なども含めると8時30分~16時までの7時間30分の長丁場となる。
会場は、横浜市内の防災拠点のどこかになる。1~2か月に1回、市内のどこかで開催という頻度なので、自宅近くの会場には、いつ開催が回ってくるのかはわからない。
そのため、2回の受講に分けてしまうと、会場までのアクセスに苦労することもあるだろう。時間は長いが、1日で受講してしまうことをオススメする。
さて、実際に受講してみた感想である。どちらの講習会も、普段はなかなか触れることのない機材ばかり登場する。まぁ、普段使わないものを使えるようにという講習会なので当たり前のことではある。
機械の扱いは慣れが必要なので、1度ではなかなか覚えられない。イザという時に自信を持って扱える…とはとても言えないが、勉強になることがいくつもあった。
救命講習と同じように、数年に1度は受講する必要がありそうだ。