アウトドアリーダー講座の仲間二人と、山梨県道志村にある椿荘オートキャンプ場でキャンプをしてきた。
8月の土日だったが、椿荘オートキャンプ場は混雑していないところがいいのである。その中でも特に空いていた(誰も設営してなかった)一番手前の林間サイトに陣取ることにした。
キャンプでは、ゆったりと過ごせることが一番だと思っている。
しかし、設営前から大雨である。この雨のせいで、いつもより余計に空いているかもしれない。
少しだけ小雨になったところでレインウェアを着込んで、サクッとタープ&テントだけ立てることにした。アウトドアリーダー講座受講生なので、手際もいい。
ひとまず雨の凌げる場所ができたので、道の駅どうしで購入したふじやまビールで乾杯。設営途中てはあるが、まずは乾杯なのである。
タープには、石を吊るして雨の逃げ道を作ってあげる。滝のように流れ落ちる雨水は、手が汚れた時にすぐ洗えるのでちょっと便利だ。どうしようもない雨なので、ポジティブに捉えることにしないとやってられないのだ。
ちょこちょことアルコール補給をしては、少しだけ設営作業を繰り返し、無事に本日の寝床も出来上がった。
ダラダラとやりつつも、テント周りに雨の逃げ道を作ったり、強風を考慮してペグを2本使いしたりと、ぬかるみはあってもぬかりは無いのである。
さて、アルゼンチンビールで2度目の乾杯。夕食の準備の前に、休憩の乾杯である。
夕食は定番のバーベキュー。焼いては食べ、焼いては食べる。
明日の食材となる燻製も仕上げてしまう。
夕食後には焚き火を囲んで、酒を飲み語らう。キャンプの一番楽しい時間である。
8月といえども、道志村の夜は肌寒い。夏でも、焚き火の暖かさが心地よいのだ。
今回のキャンプメンバーは、アウトドアの講座で1年前に知り合った二人だ。しかし、同じ年ということもあり随分と前から知っているような感覚。くだらない話題を肴に、ついつい酒がすすんでしまう。
いつまでも話は尽きないが、明日への影響が出る前に寝袋に潜り込んだ。
翌日朝はムネアカセンチコガネくんが訪問してきた。オレンジと焦げ茶のツートンがポップなコガネムシの仲間だ。
心配していた雨も上がり、2日目は気持ちよい目覚めでスタートである。
午前中はキャンプ場内を少し散策して、植物や昆虫などの観察を楽しんだ。
昼食には、我が家では定番のキャンプ飯であるつけ麺を作った。
前日に仕込んだ燻製たまごとチャーシュー・ゆでもやしをトッピングしてやれば、キャンプ場に行列ができてもおかしくないほどのつけ麺となる。
燻製たまごの黄身が抜群のトローリ感でウンマイ。
昼食後は、コーヒーを飲んだら撤収だ。1泊2日だとアッという間である。
撤収時に遊びに来たのは、ルリボシヤンマちゃん。荷物置きにひろげていたブルーシートを水辺と勘違いしたようで、その周りをずっと飛んでいた。
久しぶりに友人とのキャンプで、のんびりと楽しめました。